画像診断部では主にX線を用いて人体を画像化し診断価値の高い医療情報として提供、管理する部署です。 常勤放射線科医師2名と連携をとりながら専門的な画像情報の提供をおこなっています。
各画像診断装置は定期的に保守点検を実施し、検査の安全性、信頼性の確保に努めています。
人体にX線を照射して写真を撮る検査です。撮影箇所は必要に応じて全身が対象となります。FPDシステムに更新されており、撮影は全てデジタル処理で行われています。撮影後の確認がより早くなりました。
マンモグラフィと呼ばれる検査です。デリケートな部分の検査ですので、当院では認定資格を有する女性技師が全件対応しています。(予約制)
日本人女性の乳がん罹患率が増加傾向にあるため検査数も増加しています。
X線透視を使用したデジタルX線TV検査です。バリウムなどを使用した消化管撮影は有名ですが、当院では、内科、外科、整形外科、婦人科、小児科依頼の特殊検査にも対応しています。
当院では80列のマルチスライスCTを導入しています。あらゆる診療科からの依頼を受け、全身の検査を実施しています。また、造影剤や薬剤を併用しながら心臓の冠動脈を画像化するCT検査が可能になり、検査を実施しています。
1.5T(テスラ)の装置を導入しています。当部署で唯一X線を使用しない検査装置です。X線CT検査同様に、全身の検査を実施しています。検査時間は30分~1時間と長いですが、様々な方向の画像、特徴的な画質の画像が得られるのはMRI検査の特長です。
当院では、手首(前腕骨遠位)を、約15秒間計測することで骨密度を測定する装置へ更新しました。
高齢者の増加に伴い、男女を問わず検査を受けられます。検査を受ける際に負担の少ない検査方法だと考えます。
循環器内科医師が心臓血管センターを構成し、看護師、臨床工学士とともに入室しています。
カテーテルや造影剤を使い、心臓の冠動脈の検査、治療、そして数多くの四肢末梢や体幹の血管治療を実施しているのが当院の特長です。